もう一人の「私」と、出逢えた話

さっき出逢った、女の子。

前置きですが、ヘンな出会いとかじゃいっすよ。

平たく言えば、環境こそ違えど、同じインターンに属する同志です。

 

最初は、なんか取っ付き難そうやなとかおもってたけど、

こういう出逢いん時は毎度思う。話せば分かる、と。

 

自分にとって衝撃的な出会いやった。

もう一人の自分を見ているような、そこに鏡があるかのような、そんな印象やった。

素地版ドッペルゲンガーかなと。笑

 

与えられた環境、見てきたモンから考えてることまで、だいたい一致してた。

おれのこと分かってくれる、似てるヤツなんて居ねえと思ってたから、

どんだけ偉い人よりも、長けてる人よりも、

出会ったことの無い人に出逢った。

 

違うのは、年とか性別くらいかな笑

でも、いまおれのする思考や志向をちょびっと先にやってて、通り越してて

ほんの少しだけ、羨ましかった。

でもそれ以上に何倍も尊敬できた。

なにより落ち着けて話ができた。

双子の妹的な存在かな笑

 

まあそん中でも僅かに違いはあって、

それをお互い楽しんで、分かり合って噛み締めて。

完全なエンパシーや理解こそ出来ずとも、それがいいスパイスになりあってた。

 

こんなくさいこと書く柄じゃねえけど、

こんなことを書き留めておきたかった。そんな日。

 

「私」に似て非なる僕より。

自分という人間が明確になりつつある。

こんにちは。

僕はいま、阪急ビルに来ております。

「それでかすぎひん!?」ってくらいの重厚なエレベーター、シックでモダンな空間デザインに、

来るたびテンションぶち上げでございます。はい

 

世は就活も折り返し地点、

そして僕も、少しだけ中間地点に近いところにいるのかなと思っています。

できることも増えた反面、できないことももちろんあるのですが、

中でもその「できないこと」が二つあると明確になってきたので、

一旦書き留めてみようかなと思い、ブログを更新する次第でござる。

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満員電車 is Fantastic!と感じた元ハマっ子

おはようございます。

僕は今、六本木に来ております。(お、おっしゃれ〜)

 

久しぶりの遠征、しかも東京。

出身が横浜なので、さほど珍しさはありませんがw

やっぱりここは、僕が元々居た地域に近いこともあって

来る度に共鳴するような感覚です。

「ここがおれのルーツやな」と。(横浜出身だけどね!)

 

今朝は8時に家を出、電車に乗るために駅へと向かいました。

この時間は混んでねえべとなめくさっていた僕ですが、

地元を離れれば、やはり地元の勘は狂うもんですね。

 

激混みでした。バーゲンかなと思いました。ええまじで。

 

おしくらまんじゅう なんて、小学校ぶりです。笑

ハマっ子の僕は、東京の満員電車をなめてました。

 

スキマないのに人を無理くり埋め込み、

人で人を支える様はまさに漢字の成り立ちそのものだと理解、

こりゃ痴漢も冤罪も起こるわと地方民納得のジャパン・カルチャーでした。

 

おかげでげっそり。

でも、今このタイミングでいい経験ができたなと思いましたね。ハイ(雑)

 

六本木の町に顔を出している東京タワーが、

「満員電車なんかで萎えてるんじゃないわよ!」

と、地方から来た僕に対して、座った肝を見せつけているようでした(雑)

 

そんなこんなで、遠征3日目。

短い期間ですが、新しい出会い・懐かしい出会いが溢れています。

う、うれしーさー…(言ってみたかっただけ)

 

今日は面談で一緒になった子とだべった後に、

夜は僕も属しているソーシャルネットワークのアントレプレナー達とご飯です。

(カッコよく言ってみたけど、普通に仲良い友達ですw)

 

夜を心待ちにしつつ、

今やるべきことに、今という刹那に対して、全てを投資します。

 

都会の感覚を思い出している僕より。

生まれた時の僕と、つくってしまった僕。

今回の遠征は、僕にとって大きなインパクトがありました。

自己分析は、この時期でも突然やって来る。

それに気付かされたのは、とある企業での面談でした。

 

「あなたと私の価値観を共有するために、まずはあなたの人生について簡単に話して」

と、初っ端からばっくりした質問に対して

僕は驚きながらも淡々と話しました。

 

小5まで輪の中心的存在であり、わがままだった。

しかし来沖後は環境に適応しようと性格を捻じ曲げたことをベースに、これまでの人生を話しました。

 

「二人のあなたが居るんだね」

その方は僕に対して、聞いていて思ったことを素直に話してくれました。

まあ最初は、掛けてくれた言葉の意味が分からず

「へっ…?w」

みたいな声を漏らしちゃいましたけどね(失礼)

 

沖縄の僕。

元の性格を捻じ曲げたんじゃなくて、適応するためにつくり出された、新しい僕だったのです。

共通な性格もあるけれど、二人の僕は異なる特性を持っていました。

ものすごく端的に言えば「二重人格」と言いましょうか。

 

わかりやすく例えてみます。

「あなたは大人数といる時と一人でいる時、どちらが落ち着きますか?」

みたいな質問があったとしたら、

越してくる前の僕は「大人数でわちゃわちゃするのが好き」と答えますが、

沖縄の僕は「一人でだらだらするのが好き」と答えると思います。

 

越してくる前の僕と、沖縄の僕。

この両側面がぶつかり合う時、僕はものすごく疲れます。

少し前に異業種交流会みたいなもんに参加したことがあります。

社会人の方々は、秘めたる熱い想いを自信たっぷりに話しまくっているのを見て

かなり圧倒されました。すげえな って

僕はというと、部屋の隅っこでクールぶってるくせに、

「あなたの話が聞きてえ!その代わりおれの話も聞いてくれ!」

なんて、心の中ではシャウトしてるのです。

結局、葛藤し自己議論した僕は、

そこに居てもしゃあない。なんて勝手な理由を付け、足早にその場を後にしました。

 

話が長くなっちゃいました。

わかりにくかったら、すみません…

 

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以下は僕の備忘録的な感じなので、一旦ここまでにします。

お忙しい方や満足した方、読んでいただきありがとうございました。

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最後に、面談してくれた方に対して、

僕は一番ずるい質問をぶん投げました。

「二人の僕を抱えているとしても、僕は御社で働けると思いますか?」

もはやその会社が僕を採るか採らないかをストレートに問うた、傲慢な質問でした。笑

 

返ってきた答えは、「無理だと思う」

僕の望んでいない言葉を伝えるや否や、一呼吸置いてその言葉を言った意図をゆっくり話してくれました。

 

「なぜ無理か。それは、適性が無いという意味ではない。

でもこれから先、どっちのあなたも表出する場面はこれまで以上に増えると思うよ。

そんな時、『今はどっちの自分なんだろう』なんて考えてたら、たぶん疲れちゃうよね。」

 

気に触らせないような優しい答えに気に触った僕は、言葉を遮るかのように続けて問いました。

「じゃあどちらかの自分と決別しろということですか」

「それは違う。でも、一つ質問するから考えてほしい。」

 

「いつまであなたは、どちらの自分にもすがり付いているいるつもりですか?」 

不覚にも僕は、反射的に涙が出てしまいました。

たぶん、それが答えだったと思います。

振り返れば僕は欲張りで、どっちの自分も大事やねん!と、使い分ける選択をしていただけだったかもしれません。

 

どちらか一方の自分とサヨナラするのではなく、

どちらの自分とも共存や、掛け合せて新しい自分をつくるのでもなく、

次の言葉は拍子抜けてしまうほど、素朴な選択肢でした。

「新しい自分で生きてみない?」

 

「今のあなたを受け入れてくれる人が周りにいるよね。

でもそんな人を見てあなたは、『どっちの自分を応援してるんだろう』なんて、考えちゃってる。

だから、二人の自分にすがり付いている という表現をした。」

「けれどもう、二人の自分にすがり付く必要なんてないんだよ。

だって、今のあなたを受け入れてくれる人はもう、

どっちかのあなたじゃない、新しいあなたのことを受け入れ、応援してくれているのだから。」

 

温かくも、心に深く、深く突き刺さる言葉を貰いました。

昔にこだわんなくていーじゃん。こっからがんばってこうよ。

と、一つ僕の人生のゴールテープを切らせ

めちゃくそ遠いところに新たなゴールテープを張ってくれた気がしました。

 

今までやってきた自己分析は、
どうしても、どっちつかずな結果だった。
その訳がわかった僕は、肩の荷が少し下りたような気がしました。

 

悔しくも、腹立たしくも、ない。

全てを見透し、ちょうどいい言葉を掛けてくれた。

そして思った純粋な気持ち。「この人の元で働きたい」

出会いとは、このことなんだろうな。

 

これから僕は、

22年間付き合ってきた二人の自分から

新しい自分と出会い、育てていくことになります。

長いブランクはあるけれど、どんな自分なのか、楽しみでもあります。

締まりが迷子になりましたが(笑)

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

そしてこれからも、どうぞよろしくお願い致します。

 

もう少しで答えを掴めそうな僕より。