1,671円

昨夜は後輩ちゃんとごはんに行きました。

外食なんて、いつぶりだろう。

美味しいふわふわオムライスを食べれて幸せです。

 

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一応、名目的には「面談」という形でした。

久しぶりに誰かと膝を突き合わせて話をしたので、ちょっと緊張した。

就活は人生における断片だと僕は考えるので、人となりや人生を知るために、あえて広い話をするようにしました。

 

最近、僕の尊敬する方からこのような事を聞きました。

diamond.jp

今までは意識せずしていた事ですが、

今回は意識して雑談し、そこから後輩の嗜好性やら志向性を汲み取ることにしました。

 

好きなこと、やりたいこと、困ってること。

いろんな話を通して、互いに互いのことを知る、いい時間。

そんな中、こんな話をしました。

 

やっぱりしたのは、将来の話

その後輩ちゃんは、ある仕事を目指して努力している子で、

でもやりたいことはたくさんある!

他の仕事にも興味がある!

そう言ってくれました。

 

確かに、僕もそうだった。

興味ある仕事はいくつかあって、どれも触りだけでもやってみたい。

それもあって、僕は人材を見ていたわけですが。

 

まともな話は誰かがちゃんとしてるだろうなと思ったので、

僕は僕にしかできない話をば。

 

新卒のカードは強く、それを使えばひとまず就けない業界なんてない。

でも、興味ある仕事のうち、

自分じゃなきゃいけない、必要とし必要とされる仕事やその要素は必ずあなたの中にあるぞという話。

 

やろうと思えば、自分にできることがいっぱいある。

でもその中で、例えば

「これだけは譲れない!」とか

「これだけは自分がしたい!」とか

 

自分じゃなきゃ嫌だ と思った時、

それは「志していい理由」になるんじゃないかなって、僕は思っています。

 

僕を例に挙げれば

福祉学科を専攻しているのだから、福祉業界に就職するのがいい。

そうも思えるのですが。

 

そうであれば、もっと福祉に対して熱意があり、本気でワクワクして働ける人が働くべきだと思ってて、

それは僕じゃない誰かの役割だとも思っています。

 

逆に、僕が譲れなかったのは「サブポジション」としての役割。

誰かにとっての伴走者や、両者の間に立ちチューニングすることは、

たぶん僕が極めたい、僕が極める他ない役割だということを、就活を通して知りました。

 

とりわけ僕が内定を承諾した会社は、

他は誰に任せてもいいが、ここは僕が担いたい

そう思えた仕事でもありました。

 

「求めるもの」ではなく、「自分じゃなきゃいけない」というのがミソなのです。

魅力的な仕事が多い今日、選びきれなかった僕は、このようにして決断をしました。

 

人生はルールなし、勝ったモン勝ちで、

思考の整頓ができるなら、自分のルールを作って従っちゃおう

結論、そんな話で終わりました。

 

話が長かったかなという反省や、

後輩ちゃんはこの時間をどう感じたのかなっていう不安もあるけれど。

僕にしかできない形で話し話された時間は、僕にとってもいい勉強になりました。

 

払った1,671円と使った時間は、いい使い方だった。

次会うときは、どんな話を聞かせてくれるのだろう。

 

ふわふわオムライス作れるようになりたい僕より。