長期インターンをしてみて

お久しぶりです。

今日は長期インターンについて書きたいと思います。

 

沖縄の就労感

 

 

沖縄の新卒者が3年以内に離職する割合は、43.1%と言われています。

全国平均より約1.5倍高いです。

 

www.okinawatimes.co.jp

実際に住んでいて感じるのは、

「安定した仕事に就きたい」と、公務員や地銀を目指す人や、

「親が行けというから」と、県内大手一般企業を目指す人など。

そういった就労感を持っている学生が多いような気がしていました。

 

僕が参画したインターン

これらの現状に疑問を持ったのが、僕がやっていたインターンでした。

「一人ひとりの自己実現を応援するために、沖縄の就労感を向上させる」という思いで立ち上がった、まだ出来たてほやほやのインターンです。

 

「沖縄の就労感を変えようよ!」

そのインターンに参加していた先輩に誘われたのがきっかけでした。

最初は「え?ちょ、何言ってるんだろう。。」って思ってました(ごめんなさい)

 

それまでの僕

当時の僕は、沖縄に対してポジティブな感情を持っていませんでした。

でもだからこそ、沖縄のことを好きになりたかったんです。

 

いつか戻って来た時、今よりもっと素敵な島であってほしい。

だからこそ僕はインターンを通して、なにかできるようになりたいなあ。

そんな思いでインターンに参画しました。

 

やってみるとまじしんど。

インターンは僕にとって、大変なことが多かった。

クライアント企業のことで覚えることもたくさんあったし、

自分の一言が誰かの人生を変えてしまうかもしれないという責任もありました。

 

なにより、自分のできないことが露呈するのがすごくしんどかった。

「割とおれ、すごくね?」と思っていた僕は、インターンで自分の弱さをひしひしと感じていました。

やりたくないことがたくさんあって、やるべきことがいっぱいあって。

振り返ると、「僕になにができただろう」と悩んでしまいそうです。

 

できたことも少なからずあった

しかし同時に、「できること」もわかったような気がしています。

イベント現場におけるサポートは、

着想や成長促進といった僕の強みが活かせていたと思っていて。

ミーティングでのファシリテーションも、下手なりに努力しました。

 

なにより、多くの人の人生に干渉することの責任、そして喜びは

たくさん感じることができたような気がします。

 

スキルなんて簡単な言葉では表現できない

約二年、インターンないしその関係者には

返しきれないほどの感謝をいただいたと思っています。

どのようなスキルや経験をしてきたか ということよりも、

同志と過ごした時間が、僕にとって尊いものです。

 

そしてそのインターンを卒業した僕の今

だいぶインターンに依存していたので、

それ以外のコミュニティが僕に全然ないことを、今となって感じています。

これはやばい

 

動画撮影・編集、ブログ(最近更新してませんでしたごめんなさい)、配信と

いろんなことに手を出しては、うーんと悩んでいる今日この頃。

僕は僕のペースで歩んでいきたいなあ。

そういえばそんなこともインターンで学んだような気がする。

 

そんなこんなで。

「インターンに参加すると、就活に有利!」なんてことは僕には書けません。

インターンは成し遂げたいことへのベクトルを形成する一つの手段でしかないと考えている一方、

そのストーリーは人それぞれであり、どのようなストーリーにせよ、過ぎ行くものは正解にしていく他ないと考えています。

こんなこと書くと、「冷たい」なんて言われてしましそうですが。笑

 

インターンで得たことは、この言葉に収束する

結局は「自分らしさ」になっていくんだと思います。

一つひとつの経験や、出会った人の価値観や、思い出ってやつは。

言葉ベタなのか、一生懸命考えた言葉なのかは、読んでいるあなたにお任せします。

 

今日外に出てみると、昨日よりも少し寒くなったような気がします。

季節の変わり目なので、暖かくして過ごしてくださいね。

 

深まる秋に趣を感じる僕より。