ただ眩しさを覚えるほど自販機が照らしてた夜
hbd
年男でもあり、本厄だった今年がもう終わろうとしている。
誕生日だったけど、パーティ!みたいなことはしなかった。
僕の事を忘れなかったみんなのSNSに、誕生日のお知らせが少しお邪魔させてもらってるのもなんか申し訳ない上嬉しいし、
メッセージまで貰って、いい一日になりました。
今日は仕事終わりに来てくれた家族と一緒にご飯に行った。
回るお寿司、普段は注文しないパフェまで食べた。ンマ
家に帰ると、冷蔵庫にはクリスマスケーキがあった。
今の僕にとってこれ以上の幸せなんてない
たくさん高望みしてきたけど、そんなことよりも、隣にある出来事のほうがよっぽど大事なんだってことに気づいた。
当たり前かもしれないけれど、そんなことすら僕はおざなりにしてたんだ。
できない。って思うと、本当に何もできなくなる
これ最近気づいた事。
ネガティブな言葉を自身に暗示しまくるのはクッソ楽なんだけど、言葉ってのは案外脳みそに影響するみたい。浴びせた言葉通り、僕は僕をネガティブに染め上げていた。
だから少しずつ「集ならできる」「ミスってもいいじゃん」って自分を応援するようにしてみた。
例えば電話一本にしても、これまでは怖くて携帯を枕の下に埋めてたけど、
「大丈夫」って思いながら、ようやく通話ボタンを押せるようになった。
電話を切ったら「すげえじゃん」「えらいぞ〜〜」って、自分を褒めちぎる。
嬉しすぎてご褒美のコーラを買いに行っちゃうくらい。
めちゃくちゃ子どもっぽいやん?
でもそんぐらいしないと一歩踏み出すのブルってしまうんよ。
できることを、ちょっとずつ
SNSのタイムラインに流れるみんなはものすごくキラキラしてて、それはもうすっげー羨ましくて仕方ないんだけど、
いきなりジャンプしてみんなみたいになろうとしたら、また壊れちゃうから、
ダサくてもいい、焦らずじっくり生活してみようと思う。
ギャップで苦しくなるから、リア垢は時々おやすみしてます。
相談するってのは本当に難しいことだよね
少なからずプライドもあるし、責められちゃうのかなとか、自分でなんとかしなきゃなとも思う。
そうすると、決まって僕は一人ボロボロになってようやく誰かに助けを求める。
これはよくない。
って頭では分かっていても、なかなか実行できない。
まあこういう性格なのはしゃあないなって思ったりする。
都合よく誰かが時々僕の様子を伺ってくれないかな、なんて他人善がり。
相談する、そのためにまずコミュニケーションを増やす。
これは個人的な課題。
動かないと何も始まらない
この一年で痛感した。
外に出ないと移ろいゆく季節は不明瞭だし、働かないと対価は得られない。
正直、うつ病って言い訳は僕にとってジョーカーだ。
でもそのカードだけじゃ生きていけないことを知った。
そうそう、この前感動したことが一つ。
この前唐突に友だちと沖縄最北端の辺戸岬って所にドライブしたんだよね。
なにもない、ただ眩しさを覚えるほど自販機が照らしてた夜。
でも北の方角を向けば、うっすらと街の明かりが見えた。
それが鹿児島の与論島だと分かった時、僕が出たがっていた沖縄の外はたった22kmしか離れてないことを知って。
外に出る、友だちと会う、閉鎖空間で何時間も過ごす、
そんないくつもの難所を超えた先に、それを見れたことがなにより嬉しかった。
一歩歩けば景色が変わる、振り返れば轍が残る。
そうやって僕は、子どもっぽいかもしれないけど、いっこずつ人間つくっていこうと思います。
"We pray for our sorrows to end,
and hope that our hearts will blend.
Now I will step forward to realize this wish."
『すべての悲しみが消えるようにとか、
すべての心がつながるようにとか、
願うだけでは届かない想いを叶えるために
私は進もうと思います。』
「キングダムハーツ2」より、カイリが名前を思い出せない男の子に宛てた手紙の一節。
この言葉に幾度となく救われました。
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